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バリエーションファイル エアロクイーン(2)
大阪バス LKG−MS96VP
2010年に平成21年排ガス規制への対応を目的に大幅なマイナーチェンジを実施してから初めてとなる一部改良が行われたエアロクイーンにおける標準的な仕様の車両で、搭載するエンジンの変更に伴いラジエータグリルが左側に移設したのとオプションとして需要が多かったデンソー製冷房装置とISO規格のホイールが新ISO規格によって標準装備になったのが特徴です。
2011年2月撮影
小田急シティバス LKG−MS96VP
2010年に一部改良を実施した3列シート・右側中央トイレの室内配置を採用した夜行高速バスの推奨仕様として設定している「ハイウェイライナー」における標準的な仕様の車両で、観光仕様も含めて先進衝突予防システムとしてMDAS−Vがミリ波レーダを使用したクルーズコントロール以外が標準化され、小田急シティバスでは経年化した車両の代替として導入しました。
2011年7月撮影
三重交通 LKG−MS96VP 
三交が2010年から3台導入したポスト新長期排ガス規制に適合したエアロクイーンの夜行高速用車両で、基本仕様については2006年に導入した車両と同じ仕様で側面窓については路線バスにおいて標準仕様としている逆T字窓を採用しているのが特長で、3台共に走行区間が異なり伊勢−東京線にも2011年に1台導入しています。
2012年5月撮影
羽田京急バス QRG−MS96VP
2012年には重量車における低排ガス認定制度の再開と燃費基準が平成27年基準への統一により達成比率が変更となり、羽田京急が導入した車両で、冷房装置がデンソー製直結冷房に変更されオプションで装備しているクルーズコントロールのミリ波レーダの形状が2012年7月以降に生産した車両から変更しています。
2012年8月撮影
庄内交通観光バス LKG−MS96VP
2010年の一部改良で冷房装置についてはデンソー製統一したが一部の事業者では在庫対応の形で従来搭載していた菱重製の冷房を搭載そた車両がエアロクイーンでも生産され、ハイデッカのエアロエースより導入事例が珍しい車両となります。
2012年4月撮影